『迷宮ブラックカンパニー』のレビュー・感想を語り尽くす

結論からいうと、『迷宮ブラックカンパニー』はめちゃくちゃ面白い漫画です。すべての大学生は就活前に読むべきですし、すべての会社員は今すぐに読んで勉強しましょう。

『迷宮ブラックカンパニー』の何が素晴らしいかというと、資本主義の原理・原則を学べる点です。

資本主義の仕組みの中でどうすれば豊かになれるのか?どうすれば自由になれるのか?どうすれば勝てるのか?という大切なポイントが全て詰まっています。

たとえば主人公のニノミヤキンジ。彼は漫画の開始早々に異世界に飛ばされるのですが、現世では完全なる勝ち組でした。

親の資産を受け継ぐわけでもなく、元から金持ちだったわけでもなく、自分の努力でFIRE(経済的独立を果たしたニート)を掴み取った男です。

コツコツとお金を貯めて、投資で増やし、不動産を買って不労所得を手に入れ、強い意志と不屈の努力によって自由を掴んだのです。

『迷宮ブラックカンパニー』は私達の人生そのもの

『迷宮ブラックカンパニー』を読んでただのファンタジーだと思ってはいけません。私達の人生そのものです。

さっきたまたまダメな社畜を見つけたので、良い題材と思って反面教師にしましょう。

『迷宮ブラックカンパニー』の知識を元に答え合わせしていきましょう。

  • 使われる側だから収入には限界がある→正しい。使われているうちは収入は伸びない。
  • 稼ぐためにエンジニアになってはいけない→意味がわからない。稼ぐために仕事をしなさい。
  • 「いいように使われるためにエンジニアになれ」→馬鹿です。いいように使われるのは社畜です。
  • 「僕を雇えば何でも作ってあげますよ」→何でも作れるなら自分が金持ちになるためにモノを作るべき

上のツイートを見ても違和感を覚えない人はたくさんいると思います。頭が社畜になっています。社畜脳に陥っている人は、会社に雇ってもらうことばかりを考えて、「金持ちになって自由になる」という発想が全く無いのです。そういう人間はだんだんと組織に依存し始めます。

組織の中で出世を目指し、組織に尽くすことを自己目的化し始めます。

会社とは、資本家を富ませる仕組みです。要は、あなたという労働力を使って豊かになっている人間がいるのです。そこに気付きなさい。

他人の会社を豊かにするために、自分の人生を賭けていいんですか? それであなたの人生満足ですか?

会社の仕組みの中で、サル山の上を目指して、何が残りますか?まずは自分の置かれている環境に疑問を持つことから始めなければいけません。

どんなブラックな環境に落とされても決して洗脳されることなく、強い意志を持ち続けていたのがニノミヤキンジなのです。

『迷宮ブラックカンパニー』は決してギャグ漫画ではありません。私達が絶対に忘れてはいけない「独立自尊の精神」を教えてくれる名著なのです。

『迷宮ブラックカンパニー』はつまらない?

『迷宮ブラックカンパニー』がつまらないと感じる人は、社畜人生に疑問を感じていない人です。
ブラック企業は世間的には「給料が安いのに労働時間ばかりが長い会社」と思われがちですが、ブラックは給料と労働時間だけでは決まりません。

名ばかりの表彰制度で社員を働かせようとする会社。ブラックです。

社員間の競争を煽り、裁量労働という名の無償労働をさせて、自主的に夜遅くまで残業させる仕組みを作る会社、ブラックです。

意識が高い社員を出世させ、意識が高い社員同士に監視させ、無償労働を間接的に強制する会社、ブラックです。

なぜブラックなのか?ブラック企業とは、洗脳です。くだらない環境をくだらないと思わせない仕組みを作っています。全ては経営者や株主が儲かるための仕組みなのに、巧妙にそれを隠し、社員に謎の帰属意識を与え、経営者でもないのに無限残業させようとします。

『迷宮ブラックカンパニー』のニノミヤは社畜化を由としません。どんなときも自分の意志を持ち、自立していて、常にルールの抜け道を探し、「自分が豊かになる方法」を探します。私達もそうあるべきなのです。

自分が豊かになるために会社を利用しましょう。資本家が豊かになるために会社は存在します。

社畜化とは、思考停止です。労働者は自分が豊かになるために会社を利用するべきであって、思考停止で会社に尽くしてはいけません。

『迷宮ブラックカンパニー』は大切なことを教えてくれます。独立自尊の精神です。

ニノミヤを見ていると、社畜で居続けることが馬鹿らしくなります。

これは給料が高い日系大企業で働いていても同じですよ。労働者である限り、他人事ではありません。自分の人生を会社に支配されて生きるのではなく、自分の意志で、自由に選択していくべきです。

「会社に支配されて」というと、「何を大袈裟なことを言っているんだ。私は会社に支配されてなどいない」と考えてしまいがちですが、独立の意志を持たない労働者は多かれ少なかれ、会社に支配されています。

会社の仕組みの中でキャリアを考え、一度きりしかない自分の人生を会社に丸投げしています。自分で選べる道はたくさんあるのに、ちっぽけな会社の仕組みの中で自分の人生プランを考えてしまっているのです。

思考が完全にハックされています。社畜です。社畜の一番の問題は、自分が社畜であることに気付いてない点にあるのです。

『迷宮ブラックカンパニー』は大切なことを教えてくれます。自由に生きろ。自分の人生は自分で選べ。

他人に使われることを由とするな。自分が使う側にいけ。豊かになって、自由を手に入れろ。

『迷宮ブラックカンパニー』は大切なことに気付かせてくれます。全ての会社員は、一度は『迷宮ブラックカンパニー』を読むべきです。絶対に何かしらの気付きは得られます。行動に移すかどうかは自分次第ですが、必ず人生にプラスの影響があることは保証します。

『迷宮ブラックカンパニー』はKindle で1巻無料で読めるので、ぜひ試し読みしてみてください。

その他『迷宮ブラックカンパニー』のネタバレ記事はこちらです。